大崎由紀子の陶芸入門⑭~小鳥の小物入れ(土から焼き上がり完成まで)~

こんにちは。白金陶芸教室の大崎です。

今回は、土から器が焼きあがるまで一通りをご紹介したいと思います。

私の場合は作りたいものをデザイン画にして描いておき、それをカタチにすべく作成していきます。(勿論、頭の中のイメージだけで作っていってもかまいません。)今回は器の縁に小鳥がとまっている小鉢のような小物入れを作成してみる事にしました。

dezainnga

土を練るところから始めます。菊練といって土の中の空気を抜くために行います。

ろくろを回し幾つか作ってみましたが

「縁が薄すぎるかもしれませんね。縁を太くしないと鳥を付ける所が無いですよ。」

 

と先生からのご指摘!

1つ見本を作って下さいました。(下の写真は先生作)

sennsei

 

なるほど・・・。

 

またいちからやり直し!

また土を捏ねてろくろを回し・・・何とか完成!(^0^)/

rokuro kannsei

今度は縁を大分太くしてみました。

 

数日乾かし削りの作業へ。

 

kezuri 1

今回は高台のカタチを『ゴケゾコ』と『輪高台』の2通り作ってみました。

ひとつは削りすぎて底に穴があいてしまいました(><)

koudai kannse

 

出来上がりが良いものを4つ選び、デザイン画の通りに縁に小鳥を付けることにしました。

中に葉っぱを落としたイメージの器も作成。

happa

 

小鳥の接着は、器と鳥の貼り付ける部分にキズを付けドベで接着していきます。この作業に案外時間がかかってしまいました(^^;)

dobe

 

縁に穴を空けた器も作成。割れてしまいそうで間をあけましたが、もっと細かく穴を空けても大丈夫だと先生から教えていただきました。次回チャレンジしてみたいと思います。

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次に素焼きをし、焼きあがった器に釉薬を掛けます。

今回は白マットの釉掛けをして、中にはブルーのビー玉を入れて焼いてみる事に!小鳥が水溜りに水を飲みに来ているイメージです♪

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ビー玉を入れて焼く焼き方は、お子様の夏休みの自由研究にもおすすめです!(^0^)オリジナルの作品が完成し、焼き上がりがよりいっそう楽しみに!!ぜひチャレンジしに来てください!!

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次に本焼きして完成!

ビー玉が溶けて中はこんな感じです。濃いブルーのビー玉の方が綺麗な色が出てイメージに合っている気がしました。

tori kannsei 1

縁に穴を空けた器にはデザイン画の通り毛糸を通して完成です。

tori keito 2tori keito 1

今まで基本を教えて頂いていましたが、今回はやっと自分のデザインした物を作る事ができてとっても嬉しいです♪でも、紙の上で描いた物を立体的にするのは思っていたより難しかったです。

 

上手く出来たかどうかは別にして、没頭し、作業している時間は私にとってとても貴重な時間です!今回も楽しい時間を過ごしながら、可愛い作品を作る事ができました(*^0^*)♪♪♪

 

是非、一日体験からお気軽にお申込ください♪

体験概要

■料金:3,800円(初回のみ)+※作品焼成費
■制作時間:
月、火、木曜日
①10:30~12:00
②14:00~15:30
③16:30~18:00
金、土、日曜日
①10:30~12:00
②14:00~15:30
③16:30~18:00
④18:00~19:30

■定休日:水曜日(祝祭日の場合は水曜も営業)
■制作個数:時間内いくつでも制作可能
■作品サイズ:自由
■持ち物:無し(エプロンは無料貸出しております。)

※作品焼成費とは作品を窯で焼くときに発生する電気代のことです。
体積(縦cm×横cm×高さcm)×1.5円 となります。
(お皿の高さは4cm未満のものは4cm~計算させていただきます。)

[例えば]
作品サイズ 縦7cm×横7cm×高さ10cm のコップの場合・・・690円
作品サイズ 縦12cm×横12cm×高さ7cmのご飯茶碗の場合・・・1,410円

お申込みはこちらから>>

 

 

 

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