大崎由紀子の陶芸入門②～削り～

こんにちは、白金陶芸教室の大崎です。

今日は“削り”に初チャレンジです！

“削り”とは器の底の部分『高台』を成型する作業の事です。

陶芸体験では、自分で作業する方が少ない工程だそうです。

（成型→削り→絵付け  と仕上げるには最低3日必要ですが、体験では成型と絵付けの2日間の体験。若しくは成型を体験し、削りと絵付けはお任せで1日の体験。という方が多いそうです。）

確かに削りは何だか地味な作業の様な気がしていましたが、これが案外楽しかったんです！（*＾０＾*）

前回作った生乾き状態の器をろくろに載せるところから始めますが・・・この載せる作業でまたコツが必要でした。ここで中心がズレていると、削る作業の時にズレた状態のままで削り仕上てしまう事になるのてす。

この中心を見つけるために器に左手を添え、右手で器を叩くのですがこれがなかなか難しい…。先生はこれまたいとも簡単にポンポンと叩いて終了なのですが、私がやると器が動きすぎたり、全く動かなかったり…。なかなか中心に器を置く事が出来ません。

そこで、完成している他の陶器で練習してみる事にしました。

陶器をろくろに置いてはポンポンと叩いて…何度も続けてみましたが、まだまだ練習が必要な様です。

生乾きの器を台に乗せ、中心が決まったら動かないように土でろくろの台に固定します。

そして、写真の様な道具を使って削ります。

いざ本番！

電動のりんごの皮むきをしている様な感覚でこれがなんとも楽しい！（*＾０＾*）気持ちよくスルスル～っと削れて行きます。ここで、表面も少し整えます。削った後はヘラでならしていきます。

高台の中も削ります。

ちょっと調子に乗って削り過ぎてしまいました…。（＾＾；）削ってしまったものは取り戻せないのでもう少し慎重に作業せねばと反省…。それでも私は、このスルスル～っと削る作業は、とても気持ちよくて楽しかったです。体験の方も是非1度試してみて下さい！！

今回は、1つだけ選んで焼いてみる事になりました。(写真左から二番目を選びました。一番左は先生作です。）

初の作品！高台が歪んで少し不恰好ではありますが、可愛い初作品がどんな風に焼きあがるのか、今から楽しみです♪

まずは一日体験からお気軽にお申し込みくださいね♪