薪窯って何?
窯には木を燃料にしているもの、ガスを燃料にしているもの、木炭で焼くもの、重油などの油を燃料にしているもの、灯油を燃料にしてるもの、電気を熱変換して輻射熱で焼成するもの、等沢山の焼成方法があります。その中でも最も古くから使われているものが木材で木材=薪窯です。使用する木材は赤松や楢、クヌギ、杉など沢山の木の種類で焼成可能ですが木に含まれる油分の違いで燃焼効率が変わってきます。
薪窯の歴史
薪窯の最も古いものに穴窯があります。最初は穴を掘っただけの穴窯から傾斜地に作る横穴式の穴窯になり現在ではレンガを積んで傾斜をつけたり炎の流れが全体に行き渡るように工夫された窯もあります。穴窯の発展バージョンとして『登り窯』があり、これは傾斜地に作られ穴窯を内部で区切っていくつかの間をつくっていきます。